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クラシック音楽の楽器 フルート





オーケストラの楽器 フルート

現在私たちが吹いているモダン・フルートは19世紀にドイツ人フルート奏者、楽器製作者テオバルト・ベームによって大幅に改良されました。バッハなどが活躍をしていたバロック時代には木で作られていましたが、材質もそれまでの木から銀や金の金属へと変わっていきました。

以来、木製のものが発展した楽器なので、金管楽器ではなく、木管楽器に分類されています。細く軽いため、指の動かし方が比較的簡単なことから、管楽器の中で運動性能が最も高いといわれ、かなり速い楽曲の演奏をすることも可能です。

フルートはかなり長い楽器(約70cm)であるため、全体を三分割して保管します。 吹口がある部分を頭部管、一番長い部分を胴部管、一番短い部分を足部管と呼び、 頭部管を挿入する長さを変化させることにより、他の楽器とのピッチを合わせます。

一般的なフルートは、同属楽器と区別する場合、グランド・フルートまたはコンサート・フルートとも呼ばれ、通常C管である。フルートは発音にリードを用いないため、他の管楽器よりもタンギングの柔軟性は高い。管楽器の中で音量は小さい方であるが、音域が高いため耳につきやすい。フルートの音色は鳥の鳴き声を想起させ、楽曲内で鳥の模倣として用いられることも多い。




フルートの名曲

ドップラー:ハンガリー田園幻想曲
グルック:精霊の踊り
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲K.299
牧神の午後への前奏曲(ドビュッシー)
ビゼー:組曲「アルルの女」よりメヌエット
シャミナード:コンチェルティーノ
プーランク:フルートソナタ
ビゼー:カルメン幻想曲
ブリッチャルディ:ヴェニスの謝肉祭
バッハ:「管弦楽組曲第2番」よりポロネーズ、バディネリ
バッハ:シチリアーノ
ドビュッシー:シランクス




フルートの同属楽器

ピッコロ

全管楽器の中で最も高い音を出す楽器です。ピッコロはフルートのちょうど半分の長さで、音域も1オクターブ上の音が出ます。構造はフルートとほぼ同じですが、足部管がなく、頭部管、胴部管の2つで構成されていて、頭部管は木製と金属製の2種類があります。フルートと同様C管です。

アルトフルート

アルトフルートは、フルートと同じ指使いでちょうど完全4度低いG管のフルートです。ふつうのフルートより少し大型になります。低、中音域は優雅で、柔らかな、豊かな音色を持っていますが、高音はいくらか硬い響きになります。

バスフルート

バスフルートは、フルートよりも二回り大きく、フルートより1オクターブ低い音が出ます。頭部管がU字に曲がっています。とても重たいので胴部管の中央部に楽器を支えるための支持棒が取り付けられています。吹奏楽やオーケストラではあまり用いられませんが、フルートアンサンブルでは中低音の要となります。




 フルートの値段 : 1万〜500万

フルートはその材質と作り方によって値段はピンからキリまであります。全く銀が使われていない、初心者用の洋白製(ニッケルと亜鉛の合金)量産タイプのフルートは5万〜7万円前後から買えます。また一部のみ銀が使われている(頭部管銀製)量産タイプのフルートが10万〜13万円前後、手作りタイプのフルートが18万円前後、総銀製40万円位になります。総銀製になると音色の深み、奥行きが違い、いわゆる一生使えるフルートです。

プロ用のものでは、メーカーにより若干異なりますが、管体が14Kのものが200〜300万円、総金製(14K)で400〜500万円、総プラチナ製で500〜600万円と値が張っていきます。プロになると、総金製、それに銀やプラチナと何本も持つ人が多い。弦楽器についで高い楽器である。




 著名フルート奏者 (HPをお持ちの方を載せさせていただきました)

荒川 洋  岩下 智子  一戸 敦  大江 浩志  甲斐 雅之   
加藤 克朗  甲藤 さち  川崎 優   木ノ脇 道元   小泉 浩   小出 信也    
坂橋 矢波  佐久間 由美子  紫園 香   菅原 潤   瀬尾 和紀   
高野 成之   寺本 義明  中田 裕文   中務 晴之   名雪 裕伸   
藤井 香織   細川 順三   三上 明子  峰岸 壮一   山形 由美   
吉岡 アカリ





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