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 TOP >音楽コンクール裏話>コンクール審査員向きの演奏とは 
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コンクール審査員向きの演奏とは


 コンクールで審査のために演奏するのと、演奏会のステージで聴衆に向かって演奏するのは、どこか違うのでしょうか。演奏会のステージも、コンクールも聴衆(審査員)に向かって、自分の持つ技術と表現力を目いっぱいアピールして自己表現をすることにおいては同じですが、大きく違うところは、コンクールでは、何がなんでもライバルたちを蹴落とさなければならないというところです。そしてその優劣をつけるのが審査員です。

 審査員に気に入ってもらわなければ絶対に勝てません。では、審査員に気に入ってもらえる演奏というのはあるのでしょうか。どのコンクールも審査員は複数いますので(5名〜7名)、全体により高い平均点を目指さなければなりません。

 そうすると、一番大事なのは、楽譜に書かれていることを正確に間違いなく弾くこと。基本的なテクニックと読譜力があるというのが最低条件になります。審査はほとんどのコンクールでは点数制でおこなわれていますので、少なくても予選では、いわゆる減点法で審査されています。

 予選においては、基本的なテクニックと読譜を審査され、本選では、プロの演奏者として、作品をどう解釈し、どのように表現できるかの能力が審査されます。審査員の多くはその道のプロですから、自分はこう演奏するが、出場者はどう演奏したかに対して、好き嫌いがあります。審査員の好みを重視するか、自分の信じる表現で勝負するか、はっきりしているのは、特に本選では無難な演奏を心がけても、栄冠を得ることはできないということでしょう。

 コンクールでは、「自分はどうしてもこう弾きたい」という気持ちを強烈に持って、ライバルより魅力的な表現をしなければなりません。その聴衆を感動させたいという、強い思いこそが審査員を触発させると信じています。





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