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コンクールによって採点方法は違う


 コンクールの採点方法にはいくつかの方法があります。その代表的なものに新増沢式採点法という方法があります。これは各審査員が、参加者に対して「点数」ではなく「順位付け」のみを行っていく方法です。総合順位は、各審査員の順位の上下関係に基づく多数決を繰り返し、各位ごとに順に決定していきます。その際、順位差の開きは重要視されません。 この方法は多数決方式であるため、審査員数は奇数のほうが「票割れ」をふせぐことが出来ます。ただし、審査員の数が多ければ多いほど、処理が複雑になるという難点があります。

 つぎに、審査員の最高点と最低点をカットし、残りの審査員の合計で決める方法があります。この方式の利点は、例えば自分の弟子やひいきの人が参加しているような場合に恣意的に高得点をつけたりするのをふせぐことができ、より公平な審査ができることです。ただし、この方式の場合、ある一人の審査員だけがその演奏の長所や短所を認めた場合などにもそれが見捨てられてしまうということがあります。また、審査員の人数が少ない場合には(例えば5名の場合は上下がカットされるとわずか3名の審査員で判断することになる)不公平な結果になることもあります。
 
いずれにしても、より公平な審査を行いたいという点で共通点があります。コンクールによっては予選と本選で異なる方式をとっているところもあるようですし、特に本選の採点結果を公表する場合は、本選のみは合計点で行うというとこもあります。





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