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クラシック音楽コンクール裏話


どうして「1位なし」になるの

 コンクールの結果発表において、「1位なし」、「該当者なし」というような結果になることがめずらしくありません。これが、速さや点数を競うスポーツの世界なら確実に「1番」は存在します。ところが音楽のみならず、芸術の世界では、「1位なし」や「該当者なし」はよくあります。中でも音楽の場合は、目に見える形や、重さ、感触がありません。したがって「この曲はこのレヴェルで演奏される」といった暗黙のものさしがあり、採点を行う審査員の好みや価値観によって判断されます。

 あわせて判断基準として、これまでの(前回、前々回の)コンクールのレヴェルと比較し、その差異を審査員が感じた場合、「第1位」に相応しいかどうか・・・という判断で「今回は1位なし」となります。場合によっては「第1位、2位なし」という時もありますし、稀には「第3位3名」などという場合もあります。決定には審査委員の話し合いで決まります。

 かの有名なミュンヘン国際音楽コンクールは、評価が厳しいことで知られており第1位を出さないことも多く、ちなみに1953年から始まったヴァイオリン部門では、現在まで17回おこなわれているにもかかわらず、第1位入賞者がいたのは、4回のみである。(そのうち日本人が2回受賞している)






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