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クラシック音楽の楽器 トランペット

トランペットで吹けたらカッコイイ曲あつめました。[保存版](カラオケCD2枚付)




オーケストラの楽器 トランペット

トランペットが純粋に音楽の合奏として用いられるようになったのは17世紀のことで、そのころもまだ自然倍音しか出ない、いわゆるナチュラル・トランペットだった。現在のバルブ構造のトランペットが普及してくるのは1820年頃からで、1850年頃にはかなり一般的なものとなった。

現代のトランペットはそのバルブの構造によって、ピストン・トランペット、ロータリー・トランペット等に分類できる。

 ピストン・トランペット
ピストン・バルブを使って管長を変化させる。ロータリーに比べ華やかで明るい、どちらかというとソロ向きの音色になる。日本、アメリカ、フランスなどで一般的に使用される。
ロータリー・トランペット

ロータリー弁を回転させて息の流れを変える。楽器を横に寝かせ構えるといった形が特徴で、ピストン・バルブに比べ音色は柔らかく、木管や弦楽器にも溶け合う性質を持っています。主にドイツや東ヨーロッパで普及している楽器です。また、ナチュラル・トランペットと呼ばれる古くからのバルブが無い楽器も存在する。

トランペットは、オーケストラからジャズに至るまで、様々なジャンルで使われている。その輝かしい音色は、金管楽器の花形的な楽器になっています。トランペットの仲間には太く柔らかい音を出すフリューゲルホルンやコルネットのような楽器もあります。

現在のトランペットはB♭管が標準であり、これよりも管長の短いものをショート・トランペットと呼ぶ。管長の短い方からのC管、B♭管、A管についてはピッコロ・トランペット、長いものは、アルト・トランペットやバス・トランペットと呼ばれる。 ショート・トランペットのE♭管をソプラノ・トランペットと呼ぶこともあるが、調子で呼ばれることが多い。



トランペットの名曲

ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調
クラーク:トランペット・ヴォランタリー
リムスキー・コルサコフ:シェラザード
J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ
ルロイ・アンダーソン:トランペットの休日
ルロイ・アンダーソン:トランペット吹きの子守歌

フンメル:トランペット協奏曲 ホ長調

トマジ:トランペット協奏曲
アルチュニアン:トランペット協奏曲
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047
マーラー:交響曲第5番より”第1楽章”
スッペ:喜歌劇「軽騎兵」序曲



トランペットの同属楽器

トランペットの機構による分類

トランペットはそのバルブの構造によって、ピストン・トランペット、ロータリー・トランペット等に分類されます。

ピストン・トランペット

ピストン・バルブを使って管の長さを変化させる方式。現在、日本、アメリカ、フランスなどで最も一般的に使用されています。派手で金管楽器らしい音色なので良くソロに用いられます。

ロータリー・トランペット

ロータリー・バルブにより管の長さを変化させる方式。ドイツ、オーストリア、オランダ、北欧などでよく用いられています。日本でもオーケストラでドイツ語圏の音楽を演奏する時は用いられることも多い。ピストン・トランペットと比べ、木管や弦などとも調和しやすい音色であることが特徴です。主にクラシック音楽で用いられます。

ピッコロトランペット(B♭)

バロック音楽を演奏するときに欠かせない楽器で、20世紀になって考案されました。ピッコロトランペットは、ほとんどまっすぐな形状から発する、華やかで伸びのある高音の音色が特徴で、普通のB♭トランペットより1オクターブ高い音が出ます。オーケストラでは展覧会の絵の「貧乏人のソロ」や春の祭典、ボレロなどはこの楽器で演奏します。

コルネット(B♭)

形態はトランペットに似ているが、管の形状が円錐管であることが大きく異なります。(トランペットは円筒管部分の割合が多く、開口部近くになって急にラッパ状に広がる)。そのため、音に鋭さや華やかさは少ないが、まろやかで柔かな音になっている。オーケストラ作品ではフランスとロシアの作曲家に多く用いられています。主に吹奏楽や英国式ブラスバンド、ジャズなどで使われることが多い。

フリューゲルホルン(B♭)

円筒管と円垂管の割合はコルネットとほぼ同じであるが、円錐部の拡がり方がより極端なため、より豊かで柔らかい甘美な響きを持っている。またより肉声に近いといった印象から、ジャズのアドリブプレーヤーにも珍重されています。コルネットと同程度には機敏であるが、高音域の演奏はより難しいとされています。



トランペットの値段 : 3万〜70万

オーケストラで使われる楽器の中では値段は一番安い。その理由は本体材料がすこぶる安いためです。価格は加工に使う材料の価格に応じて、同じモデルなら、ラッカー仕上げ、銀メッキ仕上げ、金メッキ仕上げの順に値段が高くなりますが、それとて弦楽器や木管楽器に比べれば全然安い。では高級品は何が違うのか、一番の違いは製作に要する人件費で違ってきます。

初心者モデルなら3万円前後、本格的に続けるにしても20万から30万円程度出せば、優れたモデルが多いのがトランペットのいいところです。ただドイツのオケ等で良く使われるロータリートランペットは30万〜70万位します。ただし、金管楽器は寿命が短かく、毎日3時間も練習していれば4〜5年たつと音にシンが無くなってしまい、音の塊がベルの先から飛んで行かなくなるので買い替えが必要になるということです。









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