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オーホエて吹きたい超定番曲あつめました。(カラオケCD付)




オーケストラの楽器 オーボエ

オーボエは2枚のリード(ダブルリード)を本体の先端にある細い穴に取り付け、そこから空気を吹き込み振動させ音を出します。オーボエは上管、下管、ベルの3つに分かれており、組みたてると全長が約70cm程になります。材質はクラリネットと同じ「グラナディラ」という黒い色をした木が使われます。

オーボエの管の一番細い部分の内径はわずか4mmで2枚のリード間の開きも0.5mm程度しかありませんので、少ない息で音を出すことができます。そのため演奏中は奏者の肺の中に多くの息が残り、長いパッセージを演奏することは非常に苦しいということです。

プロのオーボエ奏者は通常、自分で使うリードは自作します。リードの削り方によって音がかわるのでオーボエ奏者はリード作りに大変な時間を費やします。音域は2オクターブ強で、それほど広くありません。音色は少し鼻にかかったような甘く、もの悲しく、牧歌的で、昔から多くの作曲家がオーボエの為に美しいソロを作曲しています。

オーケストラのステージ・チューニングの際、最初にA(ラ)の音を出して、音合わせの基準となるのがオーボエです。クラシック音楽においては、しばしばソロや主旋律を演奏することが多いオーボエですが、それ以外のジャンルの音楽では多くは用いられません。




  オーボエの名曲

モーツァルト:オーボエ協奏曲
アルビノーニ:オーボエ協奏曲ニ短調「協奏曲集」作品9-2
マルチェロ:オーボエ協奏曲
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」第2楽章 (イングリッシュホルン)
モーツァルト:オーボエ四重奏曲
サン=サーンス:オーボエ・ソナタ op.166
プーランク:オーボエ・ソナタ
R.シュトラウス:オーボエ協奏曲 二長調

シューマン:3つのロマンス

グリーグ:組曲「ペール・ギュント」より”朝”

チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」より“情景”




オーボエの同属楽器

オーボエ・ダモーレ

音域的にも構造的にもオーボエとイングリッシュホルンの中間的な存在です。楽器の先端部がイングリッシュホルン同様、卵を呑んだ蛇のように丸く膨らんでいるのが外観的な特徴です。この楽器はバッハが音色を好んで作品にしばしば用いました。オーボエよりも短3度低く、大きさもオーボエよりも少し大きいのが特徴です。

イングリッシュホルン (コールアングレ)

 イングリッシュホルンはオーボエ・ダモーレよりもさらに大きく、約81cmの大きさで、オーボエよりも5度低いF管の楽器です。ベルの部分が球根形をしており、内部で音が共振することによって、イングリッシュホルンの特徴ある音色を作り出しています。ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」の第2楽章のソロはあまりにも有名です。

バリトン・オーボエ(バス・オーボエ)

イングリッシュ・ホルンよりもさらに大きく、オーボエのほぼ倍の長さを持ち、オーボエよりも1オクターヴ低い音の出るオーボエがバリトン・オーボエです。オーボエとファゴットの中間に位置する楽器ですが、実際にはあまり用いられることはないようです。




オーボエの値段 :20万〜200万

オーボエの値段はかなり高く、学生が使うものでも30万〜40万円くらいが目安です。本格的にやるなら70万〜90万円くらい、上は200万円以上するものもあります。安いものでは樹脂製の20万円台のオーボエがありますが、あまりおススメできないというのが一般的です。








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