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クラシック音楽は初めてという方への入門編のオーケストラの名曲です。管弦楽曲(交響曲は除く)から10曲選んでみました。上から順番に聴きやすい曲です。個人的に好きな曲で選んでいますが、まずは聴いてみませんか? (Amazonにリンクされています)


 モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲

数あるオペラの中でも最高傑作と評されるモーツァルトの「フィガロの結婚」の初めに演奏される序曲です。プレストの軽快な序曲は、短いけれどまさにオペラの気分を見事に描き出しています。その気分ゆえ、コンサートの最初の曲として演奏されることも多い。

 ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲

楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の第1幕への前奏曲は、単独で演奏される機会も多くよく知られています。この楽劇は愛する人のためにマイスタージンガーになろうと挑戦する若者の物語で、上演時間に4時間近くを擁する大作ですが、明るい音調に溢れているためか、高い人気を誇っています。

 ラヴェル:ボレロ

「音の錬金術師」と呼ばれるラヴェルの名曲です。曲はすこぶる単純で、メインテーマが形を変えることなく延々といろいろな楽器に受け渡されながら繰り返されます。それを小太鼓で2小節のボレロのリズムが支える。これも形を変えず169回も繰り返され、曲が進むにつれて楽器が次々と加わっていき音量を増していきます。

 チャイコフスキー:スラブ行進曲

チャイコフスキーが作曲した演奏会用の行進曲。トルコとの戦争でスラブ民族を鼓舞するために作曲されました。ダイナミズム、華麗さ、豪快さ、優雅さに彩られた表情豊かなチャイコフスキーの傑作の一つです。チャイコフスキーはこの作品の原型となるセルビア・ロシア行進曲をわずか5日間で作曲しまといわれています。

 ベートーヴェン:「エグモント」序曲

実話にもとづいたゲーテの戯曲「エグモント」のために書かれた付随音楽です。序曲のみがオーケストラで演奏されるほど有名になっています。短い曲ですがベートーヴェンの作風のエッセンスが凝縮された作品で、ベートーヴェンを聴く方への入門編としてお奨めする名曲です。

 
シベリウス:フィンランディア

シベリウスの作品の中でとりわけて有名な「フィンランディア」は、シベリウスがロシアの支配下にあった祖国フィンランドへの情熱を込めた作品です。8分ほどの曲ですが、フィンランド民族の心の叫びが表現されており、特に中間部の賛歌はフィンランドの第2の国歌とまで呼ばれています。

 ムソルグスキー:展覧会の絵(ラヴェル編曲)

原曲はムソルグスキーによって作曲されたピアノ組曲です。「展覧会の絵」が名曲としてクローズアップされたきっかけは、ラヴェルによる管弦楽用の編曲でした。古今東西の多くの音楽家によりさまざまな編曲がなされている名曲ですが、ラヴェルによるものが一般的になっています。

 ストラヴィンスキー:春の祭典

ストラヴィンスキーの三大バレエ音楽「火の鳥」「ペトルーシュカ」「春の祭典」の一つで、この春の祭典は、ストラヴィンスキー自身が見た不思議な幻想をヒントに作曲されたといわれています。複雑なリズムと不協和音に満ち、現代音楽の象徴ともいうべき曲です。高校の歴史の教科書にも載っています。

 ホルスト:組曲「惑星」

ホルストの組曲「惑星」はその題名を知らなくても、誰もが一度は耳にしたことがあるクラシック曲です。コマーシャルやTV番組にも多く使用され、その壮大な旋律はハリウッドの映画音楽を想わせます。中でも第4曲「木星」は非常に人気があり、平原綾香さんの歌で有名になった「ジュピター」の原曲です。

 スメタナ:交響詩「我が祖国」より“モルダウ”

「モルダウ」はチェコを代表する作曲家スメタナが作曲した交響詩「我が祖国」の中の1曲です。作品2の「モルダウ」はボヘミアを南から北に流れエルベ川に合流するモルダウ川の源流から始まり、祖国の風景が感動的に歌われていきます。2本のフルートのソロから始まる描写フレーズは印象的です。






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