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クラシック音楽の楽器 テューバ

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オーケストラの楽器 テューバ

チューバは、金管楽器の中では最も大きく、最も低い音域を担当する楽器です。チューバ「 tuba 」とは、元々はラテン語で「管」という意味であり、ローマ時代には既に楽器の名称として用いられていました。「チューバ」と名付けられた低音金管楽器が姿を表すのは19世紀に入ってからのことです。原型はベルギーの楽器製作家のアドルフ・サックスによって制作されました。

テューバは音程を変えるためのバルブを持っています。これにはピストン式とロータリー式とがあり、その数は3つから6つまでとさまざまです。ピストン式の楽器は、楽器を構えた時に、バルブが直立した状態になる「アップライト型」(通称「縦バス」)と、バルブが横倒しになり楽器の前面で操作を行う「フロント・アクション」 とがあります。

またチューバは、その音域によってテナー、バス、コントラバスの3種類に分類されます。「テナー・チューバ」は、比較的小型のチューバで、管弦楽で用いられます。この「テナー・チューバ」は吹奏楽など管弦楽以外の分野においては「ユーフォニアム」とも呼ばています。そしてチューバのうち、変ホ調とヘ調の楽器を「バス・チューバ」、変ロ調とハ調の楽器を「コントラバス・チューバ」として区別されています。



    テューバの名曲

ヴォーン・ウィリアムズ:バス・テューバと管弦楽のための協奏曲
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」より「ヴィードロ」




テューバの同属楽器

テナー・テューバ(ユーフォニアム)

テナー・テューバは比較的小型のチューバです。日本ではヴァルブの形態により、ロータリー式の楽器をテナー・テューバ、ピストン式の楽器をユーフォニアムとして呼称されることが多く、またオーケストラではテナー・テューバ、吹奏楽などでの分野ではユーフォニアムと呼ばれるようです。テナー・テューバの音色は暗めですが非常に響きがあります。このほか、テナー・テューバよりボアサイズ(管の太さ)が細い楽器にはバリトンがあります。

バス・テューバ

テューバと呼ばれる楽器には変ロ調(B♭管)、ハ調(C管)、変ホ調(E♭管)、へ調(F管)の調性を持つものがあります。この中ではB♭管が最も管が長く、C、E♭、Fの順に短くなります
このうち、変ホ調(E♭管)とへ調(F管)の楽器をバス・テューバ、変ロ調(B♭管)とハ調(C管)の楽器をコントラバス・テューバとして区別する場合があります。これらのテューバは管弦楽や吹奏楽における大編成の合奏から独奏に至るまで幅広い用途に用いられています

コントラバス・テューバ

一般的にテューバというとこのコントラバス・テューバを指します。テーバ属のうち管の長さがいちばん長い変ロ調(B♭管)とハ調(C管)の楽器がこれにあたります。大きさもバス・テューバよりさらに一回り大きく、音量も最低音で豊かです。ただ大きいぶん機動力は劣ります。


テューバの値段 : 30万〜150

テューバの値段はスクールモデルで30万円位から、本格モデルになると50万円以上になります。最高級品は100万円〜150万円以上します。

金管楽器のほとんどは銅と亜鉛の合金(真鍮、ブラス)で作られていますが、材料費としての値段は比較的安いので、値段の違いはその製作工程のほとんどが手作りであることを考慮すると、加工にかかる人件費等の費用となります。










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