クラシック音楽新刊書籍

　　　　　　　　　　　　　（2012年6月〜8月）

日本声楽界の重鎮として長く活躍した、「ブル先生」こと畑中良輔の最期の3年あまりを綴った活力溢れるエッセイ集。美食に舌鼓を打ち、美しい風物に感動し、入院生活を笑ってみせ、若かりし頃のエピソードを懐かしみ、逝ける友に涙し、日本の将来を案じる。名バリトンの晩年を彩った日々の思いがここに。

畑中 良輔 (著)

西洋と東洋、クラシックとジャズ、ピアノと作曲―ふたつの世界をさすらう魂の音楽家、トルコの天才ピアニスト初のバイオグラフィー。

ユルゲン・オッテン (著), 畑野小百合 (翻訳)

名器をめぐる数々の興味深い話を通じて、その価格や音の秘密を解き明かす。エピソードに惹かれて読んでいくと、ヴァイオリンに関する知識が自然に身につく。ヴァイオリンを愛するすべての人にお勧め！

クラシック系演奏家1,400人を収録した人名事典。アンケート回答をもとに経歴、代表作品、プロを志したきっかけ、生涯の一曲とその理由などを掲載。著名な物故演奏家の詳細プロフィールも併載。「専門分野別一覧」付き。

楽譜に記載されている音符や記号、音楽用語をわかりやすく解説。一般的な記号の読み方や欧文表記、記号の意味を記載。巻末に50音順索引、欧文索引が付く。

齋藤 純一郎 (監修)