クラシック音楽を楽しむための情報を集めたポータルサイト。クラシック音楽基礎知識。クラシック音楽の楽器。クラシック音楽最新ニュース。クラシック音楽演奏家リンク。コンサートの楽しみ方等々。
クラシック音楽情報
 TOP世界のプロオーケストラフィルハーモニア管弦楽団
クラシック音楽の豆知識
コンサートの楽しみ方
オーケストラを聴こう
クラシック音楽の楽器
クラシック音楽の仕事

クラシック音楽用語集

クラシック演奏家リンク
クラシック関連リンク

世界のプロオーケストラ


フィルハーモニア管弦楽団 
The Philharmonia Orchestra

2013.2現在
設立年 1945年

音楽監督 エサ=ペッカ・サロネン(1997年〜)
Esa-Pekka Salonen

エサ=ペッカ・
サロネン

フィンランドの作曲家・指揮者。2008年から現在まで、フィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者・芸術顧問を務め、またロサンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団の名誉指揮者。

ヘルシンキ・シベリウス音楽院でホルン演奏と作曲を学ぶ。同級生の作曲家マグヌス・リンドベルイやサーリアホと実験音楽合奏団「トイミー」を結成。その後、フランコ・ドナトーニとニコロ・カスティリオーニのもとで作曲の研鑽を積む。当初は作曲活動に専念したが、1983年に急遽ロンドンでマイケル・ティルソン・トーマスの代役としてフィルハーモニア管弦楽団のマーラー作曲交響曲第3番の公演を引き受けることとなり、指揮者としての経歴が開始された。その後も1985年から1994年までフィルハーモニア管弦楽団の首席客演指揮者を務めてきた。

1985年からスウェーデン放送交響楽団の首席指揮者に、また1984年にアメリカ合衆国デビューを果たして以来、1991年からロサンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任(首席指揮者と兼任)し、現代音楽の演奏と録音に献身してきた。ヴィトルド・ルトスワフスキの交響曲第3番の世界初録音は、1985年度グラモフォン賞現代音楽部門最優秀録音に選ばれた。


楽団紹介

フィルハーモニア管弦楽団は、本拠地は1995年よりイギリスのロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールにある、世界でも最も録音の多いオーケストラとしても有名である。

フィルハーモニア管弦楽団は1945年に、EMI社の名プロデューサー、ウォルター・レッグによって創設される。レッグの主目的はEMIの製作するレコードのためのオーケストラを作ることにあった。大戦による召集などで、イギリスの他のオーケストラ活動が未だ低調だったこともあり、優秀な演奏家の積極的な採用は成功した。

初の公開演奏は、1945年10月27日ロンドンのキングズウェイ・ホールにて、トーマス・ビーチャムの指揮で挙行された。レッグがオーナー兼芸術監督を務めていたため、初めフィルハーモニア管弦楽団には首席指揮者が置かれなかった。1948年にはクレンペラー、フルトヴェングラー、カラヤンの3人を相次いで定期公演の指揮者として招いた。カラヤンはフィルハーモニア管弦楽団と共に数多くのレコーディングを残し、ヨーロッパやアメリカをツアーし世界的な地位を確立するに至った。リヒャルト・シュトラウスの「4つの最後の歌」の世界初演は同管によって行われた。

フィルハーモニアとの良好な関係を構築したかに見えたカラヤンは1955年にベルリン・フィルの首席指揮者に就任してしまう。その後リーダー不在の時期が続いたが、1964年にはレッグは資金不足を理由に突如フィルハーモニア管の活動停止・解散を通告する。オーケストラ団員は全員一致で解散反対を決議、居合わせたクレンペラーも全面的な支持を約束する。こうして、同オーケストラはイギリスで初の自主運営組織による「ニュー・フィルハーモニア管弦楽団」として再出発することになった。

ニュー・フィルハーモニア管は意欲的な演奏活動を継続する。1965年にはストラヴィンスキー指揮による一連の自作自演プログラムが好評を博す。1970年には、大阪万博の一環としてジョン・バルビローリを指揮者として初来日の予定だったが、出発前夜の7月29日にバルビローリが急逝、急遽ジョン・プリッチャードとエドワード・ダウンズを代役として来日公演を実現している。

1972年、クレンペラーの高齢化での退任にともない、若きイタリア人リッカルド・ムーティに常任指揮者就任を要請する。(1979年からは音楽監督)ムーティとの蜜月時代は1982年まで継続し、その間の1977年からは再び「フィルハーモニア管弦楽団」の名称を回復することになる。その後1984年からはジュゼッペ・シノーポリが音楽監督に就任。1994年からはクリストフ・フォン・ドホナーニ(当初は首席客演指揮者、1997年より首席指揮者)をリーダーとしている。ドホナーニは2007年〜08年のシーズンを最後にその座を退き、2008年からはエサ=ペッカ・サロネンが就任している。


ディスコ
グラフィ
フィルハーモニア管弦楽団

公式HP





クラシック音楽情報 We love classic
 メールはこちらからサイトマップもっと知りたいクラシックザ・オーケストラ管理人のことリンク
Copyright (C) 2007 All Rights Reserved