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フィルハーモニア管弦楽団
the Philharmonia Orchestra

設立年 1945年

音楽監督 クリストフ・フォン・ドホナーニ(1997年〜)

クリストフ・フォン・ドホナーニ

クリストフ・フォン・ドホナーニは1929年ドイツ・ベルリン生まれの指揮者、作曲家。ミュンヘン大学で法律を学ぶが音楽に転向。1952年、フランクフルト歌劇場の指揮者兼コレペートルとなる。この間、アメリカでレナード・バーンスタインに師事。1957年よりリューベック歌劇場音楽監督。カッセル歌劇場音楽監督。ケルン放送交響楽団首席指揮者。フランクフルト歌劇場音楽総監督。ハンブルク歌劇場の音楽総監督を歴任した後、1984年〜2002年までクリーヴランド管弦楽団音楽監督として辣腕を振るう。1997年フィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者に就任。1997年からフィルハーモニア管弦楽団首席指揮者。2004年からは北ドイツ放送交響楽団の首席指揮者を務める。アメリカとヨーロッパの主要オーケストラならびに歌劇場のすべてに客演。ザルツブルク音楽祭の常連でもある。


楽団紹介

フィルハーモニア管弦楽団は、本拠地は1995年よりイギリスのロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールにある、世界でも最も録音の多いオーケストラとしても有名である。

フィルハーモニア管弦楽団は1945年に、EMI社の名プロデューサー、ウォルター・レッグによって創設される。レッグの主目的はEMIの製作するレコードのためのオーケストラを作ることにあった。大戦による召集などで、イギリスの他のオーケストラ活動が未だ低調だったこともあり、優秀な演奏家の積極的な採用は成功した。

初の公開演奏は、1945年10月27日ロンドンのキングズウェイ・ホールにて、トーマス・ビーチャムの指揮で挙行された。レッグがオーナー兼芸術監督を務めていたため、初めフィルハーモニア管弦楽団には首席指揮者が置かれなかった。1948年にはクレンペラー、フルトヴェングラー、カラヤンの3人を相次いで定期公演の指揮者として招いた。カラヤンはフィルハーモニア管弦楽団と共に数多くのレコーディングを残し、ヨーロッパやアメリカをツアーし世界的な地位を確立するに至った。リヒャルト・シュトラウスの「4つの最後の歌」の世界初演は同管によって行われた。

フィルハーモニアとの良好な関係を構築したかに見えたカラヤンは1955年にベルリン・フィルの首席指揮者に就任してしまう。その後リーダー不在の時期が続いたが、1964年にはレッグは資金不足を理由に突如フィルハーモニア管の活動停止・解散を通告する。オーケストラ団員は全員一致で解散反対を決議、居合わせたクレンペラーも全面的な支持を約束する。こうして、同オーケストラはイギリスで初の自主運営組織による「ニュー・フィルハーモニア管弦楽団」として再出発することになった。

ニュー・フィルハーモニア管は意欲的な演奏活動を継続する。1965年にはストラヴィンスキー指揮による一連の自作自演プログラムが好評を博す。1970年には、大阪万博の一環としてジョン・バルビローリを指揮者として初来日の予定だったが、出発前夜の7月29日にバルビローリが急逝、急遽ジョン・プリッチャードとエドワード・ダウンズを代役として来日公演を実現している。

1972年、クレンペラーの高齢化での退任にともない、若きイタリア人リッカルド・ムーティに常任指揮者就任を要請する。(1979年からは音楽監督)ムーティとの蜜月時代は1982年まで継続し、その間の1977年からは再び「フィルハーモニア管弦楽団」の名称を回復することになる。その後1984年からはジュゼッペ・シノーポリが音楽監督に就任。1994年からはクリストフ・フォン・ドホナーニ(当初は首席客演指揮者、1997年より首席指揮者)をリーダーとしている。ドホナーニは2007年〜08年のシーズンを最後にその座を退き、後任の首席指揮者にはエサ=ペッカ・サロネンが就任することになっている。


ディスコグラフィ フィルハーモニア管弦楽団





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