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ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団 
The Warsaw National Philharmonic Orchestra

2013.2現在
設立年 1901年

首席指揮者 アントニ・ヴィット(2002年〜)
Antoni Wit

アントニ・ヴィット

ポーランドの指揮者。クラクフ国立高等音楽学校を修了後、指揮法をヘンリク・クジツに、作曲をクシシュトフ・ペンデレツキに師事してから、パリに留学してナディア・ブーランジェとピエール・デルヴォーの薫陶を受ける。1973年に渡米し、タングルウッドにてスタニスワフ・スクロヴァチェフスキと小澤征爾にも師事する。
1964年から1977年までポモージェ管弦楽団の音楽監督に、1983年から2000年までポーランド国立放送交響楽団の監督に就任。2002年よりワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めており、またワルシャワ・ショパン音楽院にて教鞭を執っている。
ほかにもベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やシュターツカペレ・ドレスデンほか、ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、BBC交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団と共演しており、これまでに90点の録音を残している。
ヴィトはポーランド内外の20世紀音楽を得意にしており、シマノフスキやプロコフィエフのほか、ルトスワフスキやペンデレツキの解釈によって知られている。一方、チャイコフスキーやマーラーのような19世紀の後期ロマン派音楽の解釈にも定評がある。


楽団紹介

ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団はワルシャワ歌劇場の管弦楽団を母体として1901年にポーランドの貴族や財界人の主導のもとに設立された。初代音楽監督はエミール・ムウィナルスキで、第1回公演には有名なピアニストのイグナツィ・パデレフスキも出演した。1939年に第二次世界大戦が勃発するまで、サラサーテやパデレフスキ、カザルス、ハイフェッツら数々のヴィルトゥオーソや、サン=サーンス、グリーグ、レオンカヴァッロ、リヒャルト・シュトラウス、ラフマニノフ、ラヴェル、ストラヴィンスキー、オネゲル、プロコフィエフ、フルトヴェングラーらの作曲家や指揮者が招聘され、共演した。第二次世界大戦中は、楽団員の半数を失った上に、オペラ座に倣った世紀末建築の優雅な演奏会場も壊されたが、復興され1955221日に新様式による演奏会場が再建され、「国立管弦楽団」の名を冠された。
指揮者ヴィトルド・ロヴィツキのもとでプログラムの現代化が図られ、ショパンやグレツキ、ルトスワフスキなど新旧の音楽の上演によって、ポーランド楽壇を洗練されたものにし、世界的な演奏水準に磨きをかけた。
現代音楽の演奏は曲目の国籍にかなり偏りがあるが、現代ポーランド音楽は団員が自発的に数多く手がけており、定評がある。ショパン国際ピアノコンクールにおいて1927年の開催以来、主催者を務めている。
現在の首席指揮者は、カラヤン門下のアントニ・ヴィト。カジミエシュ・コルトが名誉指揮者を務める。レパートリーは幅広く、なかでもチャイコフスキーやブルックナー、マーラーなど、オーケストラの機能性を活かした作曲家の作品と相性が良い。


公式HP





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