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シドニー交響楽団 
Sydney Symphony Orchestra

2013.2現在
設立年 1932年

首席指揮者

ウラディーミル・ダヴィドヴィチ・アシュケナージ(2009年〜) 
Vladimir Davidovich Ashkenazy


ウラディーミル・ダヴィドヴィチ・アシュケナージ

ソヴィエト連邦出身のピアニスト・指揮者。1937年にロシアのゴーリキーに生まれた。1955年にはワルシャワで開催されたショパン国際ピアノコンクールに出場し2位に輝いた。この時にアシュケナージが優勝を逃したことに納得できなかったアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリが審査員を降板する騒動を起こしたことはよく知られている。
同じ年にモスクワ音楽院に入学、レフ・オボーリンやボリス・ゼムリャンスキーに師事した。翌1956年にはエリザベート王妃国際音楽コンクールに出場して優勝を果たし、これを機にヨーロッパ各国や北米を演奏旅行してセンセーショナルな成功を収めた。
1960年にモスクワ音楽院を卒業、翌年にはモスクワ音楽院に留学していたアイスランド出身のピアニストの女性と結婚した。1962年にはチャイコフスキー国際コンクールに出場しジョン・オグドンと優勝を分け合った。
1970年頃からは指揮活動にも取り組み始め、1974年には指揮者として初の録音を行った。指揮活動の初期に共演したオーケストラにはロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団などがある。
1987年にはロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任し、1994年までその座にあった。1989年11月にはロイヤル・フィルを引き連れて改革の進むソヴィエト連邦に26年振りの帰郷を果たし、モスクワ音楽院大ホールでコンサートを行った。そのほかこれまでにベルリン・ドイツ交響楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団の音楽監督、首席指揮者のポストを歴任している。
現在はスイスのルツェルン湖畔に居を構え、シドニー交響楽団及びEUユース管弦楽団の音楽監督として主に指揮に重点を置きつつ精力的に活動している。


楽団紹介

シドニー交響楽団はオーストラリア連邦シドニーに本拠地を置くオーケストラである。1932年にオーストラリア放送協会により創設。当初は24人だった。オーケストラが参加した初の重要なコンサートイベントは1934年にあり、そのときは有名なアイルランドの指揮者ハミルトン・ハーティがオーストラリアを訪問。彼の訪問は、シドニーのためのオーケストラの創設の要請につながった。
1936年に、団員は45人に増え、公演数も70公演まで増し、さらに定期演奏会もスタートした。第二次世界大戦終了後、ABCはシドニーでオーケストラを設立するシドニー市議会とニューサウスウェールズ州政府による合意に達し、オーケストラは、82人の団員により、1946年1月に初の演奏会を行った。
ユージン・グーセンスは、1947年に正指揮者として、オーケストラに加わった。1948年、彼は「シドニーには、オペラハウスがなければなりません!」と発言した。グーセンスの後に、D・ディクソン、モーシェ・アツモンとオランダ人の指揮者ウィレム・ヴァン・オッテルローを含む他の指揮者が続いた。オッテルローの下で、オーケストラは、アムステルダムとハーグで2つのコンサートを行い、1974年に、2ヶ月間のヨーロッパ公演を行った。1975年にはシドニー・オペラハウスに本拠地を移った。
1982年に、チャールズ・マッケラスは、正指揮者に任命される初のオーストラリア人になった。マッケラスが1985年に病気にかかったとき、若いオーストラリアの指揮者スチュアート・チャレンダーは彼のパフォーマンスのいくつかを実行するために入った。これらのコンサートは、1987年のオーケストラの正指揮者として、チャレンダーの指名につながった。彼は、1991年に死去するまで遺書がポストの中に残っていた。
日本では1996年と2006年に来日公演を行った。2000年のシドニーオリンピック開会式では式典の音楽を演奏した。オーケストラは年間150公演・35万人を動員している。2009年よりヴラディーミル・アシュケナージが首席指揮者と芸術顧問に就任した。

公式HP





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