フランス人指揮者。2009/2010年シーズンにはシカゴおよびボストン交響楽団に再招聘が決まり、シンシナティおよびアトランタ交響楽団にデビューオスロ・フィル、デンマーク国立放送響、ロンドン・フィルとのツアーをアンネ=ゾフィー・ムターと行う。定期的に共演しているロッテルダム・フィル、バーミンガム市響、アンサンブル・コンテンポランにも再登場する。ルドヴィック・モルローは2001年小澤征爾フェロー指揮者、その後音楽監督ジェイムス・レヴァインの副指揮者(2004-2007年)となって以来、ボストン交響楽団と親しい関係を築いてきた。ルドヴィックは、デヴィッド・ロバートソンの下、オーケストラ・ナショナル・ド・リヨンのコンダクター・イン・レジデンスともなった(2002-2004年)。
シアトル交響楽団は、ワシントン州シアトルを拠点とするアメリカ合衆国のオーケストラ。例年30万人の集客力を誇る。1903年12月29日に最初の演奏会を行う。設立当初からシアトル交響楽団の名称であったが、1911年にシアトル・フィルハーモニー管弦楽団に改名。1919年に、新しい内規によって、シアトル交響楽団(Seattle Symphony Orchestra)の名称のもとに改組された。いずれにせよ、ほぼ1世紀の間、とりわけ近年は、「シアトル・シンフォニー」の2語で親しまれている。 1985年からジェラード・シュワルツが音楽監督を務めており、その指導力のもと、特に、忘れられた20世紀アメリカ人作曲家の演奏で有名になった。ハワード・ハンソンの主要管弦楽曲集を含む膨大な数の録音を、シュワルツの指揮によって録音している。シアトル歌劇場でも演奏し、毎年夏にワーグナーの楽劇の上演を行なっている。