「譜めくりの女」
クラシックの世界を舞台に2人の女性の愛憎を描き、セザール賞3部門にノミネートされた心理ドラマ。
(c)Phillippe Quaisse
クラシックの世界を舞台に2人の女性の愛憎を描き、セザール賞3部門にノミネートされた心理ドラマ。監督は高名なヴィオラ奏者であり、国立音楽院の教授でもあるドゥニ・デルクール。『地上5センチの恋心』のカトリーヌ・フロと『ある子供』で鮮烈なデビューを飾ったデボラ・フランソワが、人気ピアニストとその“譜めくり”を演じる。クラシック音楽さながらに繊細(せんさい)で、情感豊かに展開するヒロインたちのドラマが堪能できる。(シネマトゥデイ)
(あらすじ)
かつてピアニストを目指す少女だったメラニー(デボラ・フランソワ)は、ピアノの実技試験中、審査員の人気ピアニスト、アリアーヌ(カトリーヌ・フロ)の無神経な態度に動揺してミスを犯し、ピアニストの夢を絶たれる。その後、アリアーヌに再会したメラニーは、演奏会の成功の鍵を握る“譜めくり”に抜てきされるが……。(シネマトゥデイ)
2006年制作 フランス 上映時間:85分
2008年4月19日公開
|