世界的ヴァイオリニストでもあるオーギュスタン・デュメイは2008年より首席客演指揮者を務め、2011年1月より楽団史上初の音楽監督に就任。藤岡幸夫は2000年より正指揮者を務め、2007年4月より首席指揮者に就任。飯守泰次郎は2001年より常任指揮者を務め、2011年1月より桂冠名誉指揮者に就任。
作品の古典美を最上に引き出すデュメイとの演奏は、弾き振りも含めて内外から大きな注目を集めている。藤岡は、「Meet the Classic」や地方公演においてクラシック音楽ファンの裾野を広げるとともに、定期演奏会においても斬新な企画で注目を博し、古典派から現代作品の初演まで幅広く取り組んでいる。飯守は、ドイツ音楽の真髄を響かせるベートーヴェン・ブラームスのシリーズや、オーケストラを主体にした新しいアプローチによる「オペラ演奏会形式上演シリーズ」などで、古典からロマン派を中心に精神性溢れる質の高い演奏で好評を博している。