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アルプホルン(スイス)



アルプホルンは(アルペンホルンとも呼ばれる)は、金管楽器の一種で、木製の円錐管にマウスピースを付けて演奏する。スイスなどの山地の住民によって用いられる。その起源は2000年前とも言われるが、楽器として認められたのは新しい。19世紀後半、ブラームスがその旋律を楽曲に取り入れたりした頃から、徐々に楽器としても定着し始めた。

円錐管は天然の木をくり抜いて作る。管の大部分は真直ぐだが、先端が曲がってラッパ状に開口している。以前は楽器の形状に合うように曲がった木を用いたが、現在では分割して製作しこれをとりつける。

アルプホルンはバルブ機構もスライド機構も音孔もないので自然倍音しか出せない。長さに比べて細い管を用いるので倍音を出すのは容易であるが、音程を決めるバルブや指穴がないため音を出すのは奏者の唇の動きと音感が頼りである。木製の巨大なラッパが奏でるのびやかな音色は金管と木管の融合を思わせる。自然を敬う気持ちから生まれたアルプホルンの温かみのあるその音色は、スイスを象徴する国民的な楽器となっている。



 




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