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アコーディオン(ドイツ)


民族楽器 アコーディオン

アコーディオンは中央の蛇腹を左右に広げたり縮めたりして演奏する、小型のオルガン族・フリーリード楽器・鍵盤楽器である。日本語では「手風琴」という。その原型が生まれたのは、1820年ごろのドイツ・ベルリン。ハーモニカに蛇腹を付けた「ハンド・エオリーネ」という調律器が元祖とされる。

アコーディオンは両手で抱えるようにして持つ。右手側は主に主旋律を担当し、ピアノと同様の鍵盤もしくはボタンが並べられる。左手側には主にベース音や和音を奏でるボタンが多数配置されている。右手側が8〜50鍵ほど、左手側が最大で120個ほどのボタンがあり、重量は2〜15Kg程度。

日本では小学校などの一般的な音楽教育の現場でも採用されており馴染みは深い。どこでも持っていって弾くことが出来、しかもダイナミックで華麗な音色。メロディーを弾いたり、伴奏も手軽くでき、クラシックやポップス、ジャズ、歌謡曲とそのレパートリーも広い。

アコーディオンはその成り立ちや形状、音域などからおおまかに6つに分類される。

ピアノ・アコーディオン

現在、最も一般的なタイプのアコーディオン。右手部はピアノの鍵盤と同形状の鍵盤になっており、ピアノよりは鍵盤が小さいがピアノの演奏者でも演奏することができる

ダイアトニック・アコーディオン(メロディオン)

初期に誕生した非常にシンプルなアコーディオン、鍵盤ではなくボタンを押して演奏する。単一のキーのみが演奏でき、ピアノの黒鍵にあたる半音は出せない。ダイアトニックとは「全音階」を意味する。

クロマティック・アコーディオン

タイプライターの様なボタンを押して演奏するタイプ。ダイアトニック・アコーディオンを改良したもの。ピアノなどと同様に半音階の音も出すことができる。日本ではあまり見られないが、ヨーロッパ地域では一般的なタイプ。

バンドネオン

タイプライターの様なボタンを押して蛇腹を動かすタイプ。両手側にボタンがついている。蛇腹を押す時と引くときで別の音が出る、音階配置がほぼ不規則といった独特の構造を持つ。主にタンゴで用いられる楽器。

コンサーティナ

重量は2キログラム程度とアコーディオンの中でも小型で、六角形の蛇腹をもつ。両手で抱えられる程度のアコーディオンの中でも小型のタイプ。

電子アコーディオン

ローランド(株)が2004年に発表。蛇腹の収縮をしなくても音が出せるアコーディオン。MIDI対応のものになると、組み合わせる事によって1人でエレキギター・ピアノなどと合奏をする事も可能。

 

 





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