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【絶対音感の能力とは】
絶対音感の能力とは、音の高さに対する絶対的な感覚をもっている「とても良い聴覚」の持ち主のことといえます。絶対音感があると比較する基準音や調性感がなくても音の高さや音名がわかります。絶対という言葉が表すように、音そのものを1音1音身につけて記憶している音感といっていいでしょう。これに対して相対音感がありますが、これは音の絶対的な高さはわからないけれど、音と音の音程関係でわかるというものです。

【絶対音感を持つことのメリット】
「絶対音感」を身につけると音楽を学ぶ際や作曲の際に有利であると言われます。譜面を見ただけでそのままの音程で頭の中に響きますから、記譜の際や楽曲を記憶するために便利であることは間違いありません。

【絶対音感を持つことのデメリット】
絶対音感を持つ人が、不便なのはすべての音がドレミで聞こえてしまうことです。音楽がすべてドレミで聞こえてくるのはもちろんのこと、たとえばパトカーのサイレンや電子的なお知らせチャイム音、ドアの呼び鈴、時計の時報等々。生活の中で音程を持つ音がすべて頭の中で自動的にドレミに翻訳されてしまいます。また、微妙な音のズレや不響音程に不快感を持つことがあります。高く鳴っているのはまだしも、微妙に低く狂っている音を聞かされるとかなり不快のようです。

【どのようにして絶対音感はつくのか】
絶対音感は後天的な特質です。絶対音感を身につけるのには相対感覚が発達する前の3歳〜5歳くらいの間に、意識的に何かしら楽器を弾くなりして、音の高さとその音の名前との絶対的な関係を訓練すると、かなりの確率で身につけることができるようです。さまざまな研究の結果、遺伝や音楽家の家系でなくとも音感教育で身につくことが出来、但しその年齢をすぎると習得は困難であるといわれています。

【音楽家にとって絶対音感とは】
プロとして音楽活動をする上では優れた能力としてとても大きな財産となるようです。ただし音楽的創作力とは直接は関係しないようです。音楽に必要なのは相対音感であって、絶対音感は便利なことはあっても不可欠というものではありません。音楽活動する上で理想的な音感とは、一言で言えば相対音感と絶対音感の両方をあわせ持っていることです。



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