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クラシック音楽の楽器 チェレスタ





オーケストラの楽器 チェレスタ

チェレスタは、小型のアップライトピアノのような形をしている、鍵盤を持つ打楽器です。チェレスタとはイタリア語で「天国のような」という意味で、その名の通り、天国のような可憐な音を奏でます。1886年フランスのオルガン製作者ミュステルによって考案され、その音色に感動したチャイコフスキーが1892年に初演した「くるみ割り人形」の中の「こんぺい糖の踊り」で取り上げ、このバレエが大成功し、世界中のバレエ団が演じたため、一躍知られるようになりました。

チェレスタの音の鳴る原理はピアノと同じです。ピアノは鍵盤を押すとハンマーが動いて「ピアノ線」を叩き、音を出しますが、チェレスタはピアノ線ではなく「鉄琴」を叩き、音が鳴るというものです。そしてダンパー・ペダルによって、ピアノと同様に音を引き伸ばすことができ、響板がついているため、オルゴールの響箱効果のように音が大きく増幅され、そしてまろやかに響きます。

チェレスタのその美しい音色は多くの音楽家によって作品に取り入れられましたが、代表的な楽曲としては、バルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」が良く知られています。また甲子園の夏の高校野球でアナウンスのバックに流れるチャイムの音、最近では映画「ハリー・ポッター」で冒頭に流れるテーマ曲のイントロ部分などで使われているもチェレスタです。




 チェレスタが使われている曲

チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より「金平糖の精の踊り」
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バルトーク:弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽
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マーラー:交響曲第6番
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グローフェ:組曲「グランド・キャニオン」より「山道を行く」
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ストラヴィンスキ−:火の鳥
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ストラヴィンスキ−:ペトル−シュカ
ムソルグスキー/ラヴェル編曲:展覧会の絵
ショスターコーヴィチ:交響曲第4番「終楽章」


 

 




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