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クラシック音楽の楽器 ティンパニ





オーケストラの楽器 ティンパニ

ティンパニは半球形の胴体に脚がついた大型の太鼓で、皮が張られた上面を通常2本のマレット(ばち)で叩きます。太鼓の一種ではあるが、ティンパニははっきり音程を表現できる点が通常の太鼓と異なります。
20世紀になって足ペダルの操作によって音程を変えることのできるティンパニが主流になりました。ペダル・ティンパニは音程の変更が容易になっただけでなく、グリッサンド奏法なども可能なり、それによって、オーケストラにおけるティンパニの役割は、独奏楽器に使用されるなど、飛躍的に変化を遂げました。

ティンパニは単体で使われることはほとんどありません。ティンパニは普通4〜5台で使用します。サイズはS、M、L、LLがあり、さらに追加としてピッコロ・ティンパニをSに追加することもあります。大きさは小さい方から20インチ、23インチ,26インチ,29インチ,32インチの5種類があり、18インチや16インチなどのピッコロ・ティンパニは特注となります。並べ方には、右から左へ音が高くなっていくドイツ式と、左から右へ音が高くなっていくアメリカ式の配置があり、付いているペダルの位置も異なります。




 ティンパニの活躍する曲

ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
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ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」
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R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき

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 ティンパニの値段 : 50万〜1200万(4個〜5個セット)

ティンパニは単体で使われることは少なく、普通音程の異なる4台(S・M・L・LL)で使用されます。値段は4個セットで30万円〜100万円くらいのものが普及しています。ヤマハ製では30万〜70万位、プレミア製で70万位〜95万位です。
高級モデルでは、アメリカのラディック社、オランダのアダムス社などが有名で1000万クラスのものもあります。ちなみに札幌交響楽団のティンパニはドイツの打楽器メーカー、レフィーマ社製で、高い技術を持つ職人によりパーツの一つ一つに至るまで全てハンドメイドで製作されたもので、価格は5点セットで1,200万円だということです。








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