モーツァルトの恋~Wen die Götter lieben |
第2次大戦中のオーストリアで制作された幻のモーツァルトの伝記映画が2011年GW明け、東京都写真美術館ホールにて待望の日本初公開!
公開:2011年5月14日~6月3日 ※毎月曜、5/21(土)、5/26(木)は休映
東京都写真美術館ホール(恵比寿ガーデンプレイス内)
電話03-3280-0099 |
写真提供:T&Kテレフィルム |
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【ストーリー】
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宮廷付き指揮者になろうと若い希望を燃やしていたモーツァルト。彼に心を捧げているのは、ウェーバー家の姉娘コンスタンツェ。二人は結婚する。しかしモーツァルトが本当に愛しているのはコンスタンツェの姉で歌手のルイーゼ(アロイジア)。
出世を妨げようとする楽人たちの嫉妬を物ともせずに「後宮からの逃走」「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」とオペラの大傑作を立て続けに発表、その成功の陰には、妻の存在以上にヒロイン役を歌うルイーゼの存在があった。
妻コンスタンツェは、夫モーツァルトと姉ルイーゼとはもはや分かち難い愛情で結ばれていることを悟り、モーツァルトの許を去ろうと決意する。
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【解説】 |
天才モーツァルトをめぐるウェーバー家の姉妹との三角関係、そして成功の絶頂期を迎えたモーツァルトに静かに忍び寄る病魔の影。生き急ぐ天才作曲家の愛と青春と苦悩を描いた幻のモーツァルトの伝記映画。
監督、撮影そして音楽監督は、ベートーヴェン生誕180年を記念して1950年に制作されたベートーヴェン伝記映画「エロイカ」でもコンビを組んだカール・ハートル(監督)、ギュンター・アンデルス(撮影)、アロイス・メリヒャー(音楽監督)。
脚本はエドアルト・フォン・ボルゾディ(「ほがらかに鐘は鳴る」’59)
サウンド・トラックは、名門ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏。
主役のモーツァルトはハンス・ホルト(「菩提樹」’56)、妻コンスタンツェはヴィニー・マーカス(「晩鐘」’56)、歌手ルイーゼはイレーネ・フォン・メイエンドルフ(「旅する人々」’38)。
オーストリアの名女優ロミー・シュナイダーの祖母ローザ・アルバッハ=レティーがウェーバー家の母を演じるなど、名助演者たちが彩りを添える。 |
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【データ】
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製作年:1942年
原題:Wen die Götter lieben
製作国:オーストリア
時間:111分(モノクロ)
言語:ドイツ後(日本語字幕スーパー)
監督:カール・ハートル
公式サイト
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映画で使用されるモーツァルトの楽曲
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・ピアノソナタ第11番イ長調 K331 「トルコ行進曲つき」
・ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K447
・交響曲第39番変ホ長調 K543
・弦楽四重奏曲第21番ニ長調 K575
・幻想曲ハ短調 K475
・歌劇 「後宮からの逃走」 K384より
序曲~アリア「ははは、勝鬨をあげたいね」~フィナーレ「太守ゼーリム、いつまでも万歳!」
・歌劇「フィガロの結婚」 K492より
序曲~アリエッタ「恋とはどんなものかしら」
・歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 K527より
序曲~二重唱「お手をどうぞ」~カンツォネッタ「窓辺においで」~シャンパンの歌
・歌劇「魔笛」 K620より
序曲~アリア「おいらは鳥刺し」「ああ、怖れおののかなくてもよいのです」
・「レクイエム」ニ短調 K626より
コンフスターティスとラクリモーサ |