アクシデントの対応
事前の準備を万端にしても、多くの人が集まるようなイベントには様々なアクシデントが発生します。その時にどのような対応をするのかを決めておくと、大事にはいたらず、また落ち着いて対応できます。コンサート会場で発生するアクシデントは次のようなものがあります。
遅刻者の誘導
クラシックの演奏会では、演奏中の入場はできるだけ避けるようにします。遅れてきた人の入場は1曲ずつ待ってもらうのか、楽章の間で入れるのか、どの扉から入れるのか、席にはいつついていいのか等々、予め決めておきましょう。プログラムの進行を考慮しで雰囲気を壊さないように配慮します。
チケットの二重売り
指定席の場合にはチケットの2重売りが発生することに備えて、主催者は常に予備席を確保しておく必要があります。各ランクの席で合計10席は最低でもキープしておきましょう。さらに補助席などが必要な場合に備え会場側と相談しておきます。
当日の公演中止
出演者のアクシデントや不可抗力で公演中止になった場合のチケット払い戻しの対応を事前に決めておきましょう。いつ払い戻すのか、あるいは延期して振り替えるのか、お客様がきちんと納得する方法がとれるように準備をしておきます。
病人やけが人
病人やけが人が出た場合に備え、会場側との緊急の救急体制を打ち合わせておきましょう。また地震、火災など緊急の際の対応・誘導方法も同様です。
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