アンケート
来場者の満足、意識などを今後の企画に反映させるために、観客アンケートを実施することがあります。アンケートはプログラムに挟み込んで入場の際に手渡す方法が一般的です。(プログラムが無料配布の場合)
プログラムが有料の場合には挟み込みができませんので入口で手渡します。いずれの場合もできるだけ多くの方々から回収するように努力しましょう。それには受付に必ず回収箱と筆記用具を用意しておくこと。場内アナウンスで協力を呼びかけるのもよいでしょう。回収は休憩時間またはコンサート終了後に出入り口付近で行います。
アンケートの内容は、できるだけ選択形式で記載しやすいようにし、加えて、自由に記載できるスペースをとるようにします。そして項目はできるだけしぼりこむのがコツです。
アンケート見本
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ギャランティの支払い
ソリストやエキストラへの出演料の支払いは、業界の隠語で「とっぱらい」といって、公演の当日に支払うのが習慣になっています。(これは演奏という目に見えないものに対して、後からの支払いでは不安というここと、エキストラのようにその場かぎりで頼まれている人が多いためということがあるようです。)
支払いは封筒に謝礼と主催者あての領収書を用意し、それぞれに住所と名前を記載して印鑑を押してもらいます。通常は終演後に支払いますが、リハーサルが終わった後に支払うこともあります。なお、ソリストなどで予め契約が交わしてあるときは、当日までの振込になるのが通常です。
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出演者への面会の対応
出演者への面会は、コンサートの終了後にしてもらいましょう。演奏前に面会を求められても、やわらかにお断りします。演奏前は演奏者も緊張しています。できるだけ演奏以外のことはガードしてあげるようにします。(中にはあまり気にしてない奏者もいるようですが)終了後は面会の方は、ロビーや、きめられた場所で面会ができることを伝えます。
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駐車場
ほとんどの音楽ホールでは駐車場の管理はホール側で行っていますので問題はありませんが、ホールによっては使用側でケアを求められるところもあります。使用には台数制限やさまざまな規制や手順がありますので、予めホールと打ち合わせで確認しておきます。
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身障者席
身障者(車椅子)の入場の際にはできるだけ手助けをしましょう。大ホールには車椅子席が10席程度設けられていますので、予め場所を確認しておき、そこに案内をします。
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母子席
母子席とは就学前のこどもと父母が気兼ねなく演奏が聴ける部屋です。大ホールにはほとんどのホールに設置されています。就学前の入場者が同伴された場合はできるだけ母子席で聞いてもらうように案内をします。
母子席の多くはホールの1階席の一番後方に防音になった部屋が設置されており、そこではステージを見ながら演奏をモニターを通してきくことができます。
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