会場の決定と申し込み
コンサートを開催するためには先ず会場の確保をしなくてはなりません。オーケストラのコンサートに適当な規模の貸しホールのほとんどは1年前から予約を受け付けています。ホールによっては1年半前というところもあります。ということは人気のあるホールは1年前には予約で埋まってしまうということです。
会場の申し込み方法についてはホールごとにそれぞれ異なりますが、一般的には1年前の同月1日に抽選というのが多いようです。ホールによっては1年以上前に企画書を提出してその後、抽選というところもありますので、会場の確保には予め予約方法を確認しておくことが必要です。
コンサートの会場をどこに決めるのかはかなり大切なことです。音響はいいか、足の便はいいか(駅から近いか、自分のお客さんは足を運びやすいか)、キャパシティは何席ぐらいか、ステージの広さは充分か、反響版は設備されているか、ホールに対するイメージは良いか等々・・・いろいろな要素があります。
まず、なによりも大切なことはホールの音響です。良いホールと言われるのは、奏者が弾いていて気持ちよく、そして聴衆も適度な残響があって聴きやすく、そしてどの席でも良く見えるホールが理想です。実際にコンサートで聴いた経験があれば一番よいのですが、そうでない場合でもそのホールの評判を調べておくと安心して選べると思います。
アマチュアのオーケストラの演奏会は土・日・祭日の公演が多く、人気のあるホールでは抽選ではずれる場合もありますので、その際の次善の候補も考えておく必要もあるでしょう。なお公立のホールでは毎回抽選をしなければならないようですが、私立のホールでは毎年定期的に行う公演は優先して入れてくれるところもありますので、定期的にスケジュールが組めるようならホール担当者に相談してみるのもいいでしょう。
全国ホール一覧
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