■日時:2016年10月3日(月) 開場18:30 開演19:00
■会場:東京オペラシティ コンサートホール
出演:
トン・コープマン (指揮・チェンバロ)
アムステルダム・バロック管弦楽団
曲目:
《オール・バッハ プログラム》
管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068
シンフォニア ニ長調 BWV1045
ブランデンブルク協奏曲 第4番 ト長調 BWV1049
ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV1048
カンタータ 第42番 《この同じ安息日の夕べ》 BWV42 よりシンフォニア
管弦楽組曲 第4番 ニ長調 BWV1069
チケット:
S¥10,000 A¥8,000 B¥6,000
お問合せ:
AMATI 0335603010
【トン・コープマン】
オランダのズヴォレ生まれ。アムステルダムでクラシック音楽の教育を受け、音楽学のほか、オルガンとチェンバロを学び、両楽器については優秀賞を授与された。古楽器に魅了され、文献学的な奏法に興味を持った彼は、バッハを中心にバロック音楽を専門に研究するようになり、やがて『真正な演奏』の第一人者と呼ばれるようになった。
オルガンとチェンバロの奏者として、世界中のあらゆる有名コンサートホールで、ヨーロッパのもっとも美しい名器の数々を演奏している。1979年、彼が25歳のときにアムステルダム・バロック管弦楽団を設立。その後1992年には、アムステルダム・バロック合唱団を併設した。アムステルダム・バロック管弦楽団・合唱団は、すぐにもっとも優れた古楽アンサンブルのひとつとして世界的名声を獲得する。初期バロックから後期古典派までをレパートリーとし、アムステルダムはもちろんのこと、パリのシャンゼリゼ劇場やサル・プレイエル、ロンドンのバービカン・ホールやロイヤル・アルバート・ホール、ウィーンの楽友協会やウィーン・コンツェルト・ハウス、ベルリンのフィルハーモニー、ニューヨークのリンカーン・センターやカーネギー・ホール、東京のサントリーホールなどに加え、ブリュッセル、ミラノ、マドリッド、ローマ、ザルツブルク、コペンハーゲン、リスボン、ミュンヘン、アテネなどで公演を行っている。
最近では、客演指揮者として世界の一流オーケストラに招かれることも多く、これまでに、ベルリン・フィル、ニューヨーク・フィル、ミュンヘン・フィル、シカゴ響、サンフランシスコ響、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、バイエルン放送響、ベルリン・ドイツ響、チューリッヒ・トーンハレ管、フランス国立放送フィル、ウィーン響、ボストン響、クリーヴランド管などと共演している。
現在は、ライデン大学の教授、英国王立音楽院の名誉会員、オランダのバロック音楽祭“Itineraire
Baroque”の芸術監督を務めている。
【アムステルダム・バロック管弦楽団】
アムステルダム・バロック管弦楽団は、1979年にトン・コープマンによって設立された。国際的に活躍する古楽器の名手たちが年に数回集まり、新しいプログラムに挑戦しながら演奏活動を行っている。メンバーにとってはひとつひとつのコンサートが新たな経験であり、コープマンの尽きることのないエネルギーと情熱は、最高レベルの演奏を生み出している。
1994年には、トン・コープマンと共にバッハの世俗カンタータと教会カンタータを含む全曲録音という意欲的なレコーディング・プロジェクトに着手した。このレコーディンは10年の月日をかけて行われ、ドイツ・シャルプラッテン・ベルリンのエコー・クラシック賞を受賞した。2014年には、若き日のバッハに多大な影響を与えた作曲家、ディートリヒ・ブクステフーデの作品の全曲演奏および録音というさらに壮大なプロジェクトに挑んだ。このブクステフーデ作品全集のシリーズ最終巻は、2014年にリリースされている。また、同年にはアムステルダム・バロック管弦楽団の創立35年を記念してオランダとヨーロッパで大々的なツアーが行われた。コープマンは、娘のマリエケ・コープマンと共にでこどものための舞台音楽プロダクション『Oorwurm』を立ち上げ、一流のバロック音楽をオランダ中の若い世代に届ける活動を行っている。これは、彼の長年の夢であったことである。
アムステルダム・バロック管弦楽団は、バロック作品および古典作品のほぼすべてを録音しており、その多くがグラモフォン賞、ディアパゾンドール、10のレパートリー賞、フォノ・フォルム賞、エクトル・ベルリオーズ賞、エジソン賞に輝くなど受賞歴も華々しい。また、2008年には名誉あるBBC賞も受賞。さらに2009年には、ブクステフーデのオペラ・オムニア第7巻が2回目となるエコー・クラシック賞を受賞した。
トン・コープマンとアムステルダム・バロック管弦楽団は、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの主要なホールおよび音楽祭で定期的に客演している。
(いずみホールHPより)
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