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決定版-オーケストラ楽器別人間学 (中公文庫)

ORCHESTRA NEWS



フィラデルフィア管弦楽団






日時:2019年11月4日 (月・祝) 16:00 開演 (15:30 開場)

■会場:サントリーホール


出演:

フィラデルフィア管弦楽団
指揮: ヤニック・ネゼ=セガン
ヴァイオリン: リサ・バティアシュヴィリ


曲目:

プロコフィエフ: ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 op.63
マーラー: 交響曲第5番 嬰ハ短調

 

■日時:2019年11月5日 (火) 19:00 開演 (18:30 開場)

■会場:東京芸術劇場コンサートホール


出演

フィラデルフィア管弦楽団
指揮: ヤニック・ネゼ=セガン
ピアノ: ハオチェン・チャン


曲目:

ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
ドヴォルザーク: 交響曲第9番 ホ短調 op.95「新世界から」


チケット(各日):

S¥32,000 A¥27,000 B¥22,000 C¥17,000
D¥13,000 プラチナ券¥37,000


お問合せ:

カジモト・イープラス0570-06-9960


フィラデルフィア管弦楽団

1900年に創設されたフィラデルフィア管弦楽団は、一世紀以上にわたり優れた演奏、歴史的な海外ツアー、ベストセラー録音、そして録音技術やアウトリーチ活動における前例のない革新的活躍で、世界有数のオーケストラの地位を確立している。その歴史の中で迎えた音楽監督はわずか8名で、一貫した芸術的方針を維持してきた。この8名とは、シール(1900-1907在任)、ポーリヒ(1907-1912)、ストコフスキー(1912-1941)、オーマンディ(1936-1980)、ムーティ(1980-1992)、サヴァリッシュ(1993-2003)、エッシェンバッハ(2003-2008)、デュトワ(2008-)、そして世界で最も注目を集める若手指揮者、ネゼ=セガン(2012-)である。
フィラデルフィア管はその歴史を通して、前例を見ないほど多数の世界初演、アメリカ初演を手掛けてきた。それらの作品には、バーバーのヴァイオリン協奏曲、マーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」、ラフマニノフの交響的舞曲、シェーンベルク「グレの歌」、ストラヴィンスキー「春の祭典」などがある。
また輝かしいツアーの歴史も、多くの画期的出来事に彩られている。1936年にはアメリカのオーケストラとして初めてヨーロッパ大陸横断ツアーを行い、1949年にはイギリス・ツアーを行い、第二次世界大戦後に大西洋を渡った最初のアメリカのオーケストラとなった。さらに1973年、アメリカのオーケストラとして初めて中華人民共和国で演奏し、1999年にはやはりアメリカのオーケストラとして初めてベトナムを訪れた。
このほかにもフィラデルフィア管弦楽団には数々の「最初」の記録がある。電気的録音(1925年)、商業スポンサーをつけた専属ラジオ番組への出演(NBC放送、1929年)、映画サウンドトラックの演奏(パラマウント映画「The Big Broadcast of 1937」)、インターネットでコンサートのライブ・サイバー放送(1997年)などである。
フィラデルフィア管弦楽団は、年間300回以上のコンサートや、出版、録音、放送などを通して、毎年世界各地の100万人を超える音楽愛好家に演奏を届けている。例年9月から5月までの冬の定期公演シーズンはフィラデルフィアで演奏し、教育プログラムやコミュニティの共催プログラムがこれに加わる。またカーネギーホールで毎年コンサート・シリーズを開催するほか、ワシントンDCのジョン・F・ケネディー・センター・フォー・パフォーミング・アーツにも定期的に登場している。
定期公演はキンメル・センター・フォー・パフォーミング・アーツ(KCPA)で開催されている。同センターには2つの公演スペースがあり、その一つはフィラデルフィア管のために設計・建築された2500席のヴェリゾン・ホール、もう一つは室内楽コンサート用の650席のペレルマン・シアターである。建築家ラファエル・ヴィニョリがアーテック・コンサルタント社の音響技師ラッセル・ジョンソンの協力を得て設計したキンメル・センターは、コンサート、録音、教育活動のための最新鋭設備が整っている。


ピアノ :ハオチェン・チャン

2009年、第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで優勝して以来、26歳の中国出身のピアニスト、ハオチェン・チャンは、アメリカ、ヨーロッパ、アジアでその深く繊細な音楽性と大胆な想像力、そして目を見張るほどのテクニックで聴衆を魅了している。
 すでに世界中の一流音楽祭やコンサートシリーズに登場しているチャンだが、ロン・ユー指揮中国フィルハーモニー管弦楽団との共演で披露したBBCプロムスでのリストのピアノ協奏曲第1番について、テレグラフ紙のイヴァン・ヒューイットは、“メンデルスゾーンのように明るく、リストのように悪魔的なアレグレット・ダンスで魅せながら、第2楽章ではとろけるように柔らかなメロディーを奏でた”と絶賛した。
 故郷中国では数々のオーケストラから客演のオファーが絶えない人気のソリストであるが、2013年4月には、ロリン・マゼール指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団との共演でミュンヘン・デビューを果たし、そのチケットは完売となった。デイヴィッド・ロバートソン指揮シドニー交響楽団とは中国ツアーを、トーマス・ヘンゲルブロック率いるハンブルク北ドイツ放送交響楽団とは東京、北京、上海ツアーを行った。さらに、2014年12月には、ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団との共演で北京公演を行い、これをきっかけにゲルギエフは自身が芸術監督を務めるモスクワのパスハ音楽祭(イースター・フェスティバル)にチャンを招待することを即決した。
 2016/17年シーズンのハイライトとしては、BISレーベルに録音したシューマン、ブラームス、ヤナーチェク、リストの作品が2月にリリースされること、中国、香港、日本で展開予定の大規模なリサイタルおよびオーケストラ・ツアー、フィラデルフィア管弦楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、シンガポール交響楽団、パシフィック交響楽団への再登場などが挙げられる。また、サンフランシスコ、パルマ・デ・マヨルカ、イモラ、ヘルシンボリなどではリサイタルが予定されている。さらに、スロヴェニア放送交響楽団とアストゥーリアス交響楽団へのデビューや、前年度にはアーティスト・イン・レジデンスを務めた杭州フィルハーモニー管弦楽団とのヨーロッパ・ツアーも決まっている。
 これまでに、フィラデルフィア管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニック、パシフィック交響楽団、カンザスシティ交響楽団、シアトル交響楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、シドニー交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、シンガポール交響楽団、香港フィルハーモニー管弦楽団などのオーケストラと共演。リサイタルでは、スパイヴィー・ホール、ラ・ホヤ音楽協会、セレブリティ・シリーズ・オブ・ボストン、コロラド大学のアーティスト・シリーズ、クライバーン・コンサート、イリノイ大学クラナート・センター、ウルフ・トラップ・ディスカバリー・シリーズ、リード・センター・オブ・カンザス、バーモント大学レーン・シリーズなどで演奏している。また、ツアーの経験も豊富で、北京、香港、東京、テルアビブ、ベルリン、ミュンヘン、パリ、ドレスデン、ローマ、ティヴォリ、ヴェルビエ、モンペリエ、ヘルシンボリ、ボゴタ、ベオグラードなどを始めとする世界中の都市で活動の場を広げている。室内楽にも熱心に取り組んでおり、上海カルテットやベンジャミン・ベイルマンら数々の音楽家たちと共演を重ねているほか、アメリカのあらゆる室内楽音楽祭に度々招かれている。
 ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールでの演奏は、2009年にハルモニア・ムンディよりCDリリースされ、批評家の称賛を浴びた。また、ピーター・ローゼンによる同コンクールの記録ドキュメンタリー「ア・サプライズ・イン・テキサス」ではチャンの特集が組まれ、この映像は受賞作品となった。このときのチャンの演奏は、<www.cliburn.tv>で視聴することができる。
 幼少期に上海音楽院小学校で学んだ後、2001年に11歳という若さで深?芸術大学に入学し、但昭義(Dan Zh
aoyi)教授に師事する。その後アメリカに渡り、フィラデルフィアのカーティス音楽院にてゲイリー・グラフマンのもとで研鑽を積んだ。
オフィシャル・ウェブサイト http://www.haochenzhang.com/

KAJIMOTO HPより)


 

青のオーケストラ (4) (裏少年サンデーコミックス)














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