シューベルト:死と乙女

「死と乙女」作品7-3 D531は、シューベルトの歌曲(リート)です。歌詞はマティアス・クラウディウスの同名の詩から採られ、死を恐れる乙女と死の神との短い対話が描写されています。

(乙女)と記された前半部分では、若い一人の少女が、死の恐怖に恐れおののき、「死の神よ、私にさわらないで」とこれを拒み続ける様子が歌われています。そして(死の神)と記された後半では、死の神は乙女に優しく語りかけ、「私の腕のなかで安らかに眠らせてあげるのだよ」と、「死」は永遠の安息として描かれています。

1824年に作曲された弦楽四重奏曲第14番の第2楽章の変奏曲のテーマにもこの曲の主題が用いられています。そのため、この弦楽四重奏曲も「死と乙女」と呼ばれています。

(乙女)
行っておくれ ああ行っておくれ
行っておくれ 乱暴な死神よ
私はまだ若いのです 行っておくれ
私にさわらないで
(死の神)
おまえの手をおくれ 美しくやさしい
娘よ きげんよくしなさい
私は乱暴なんかしないのだよ
私の腕のなかで安らかに眠らせてあげるのだよ
(訳/佐々木 庸一)

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