J.S.バッハの名曲ベスト

ハン・セバスティアン・バッハ
Johann Sebastian Bach(1685- 1750)

バロック教会音楽の大家ともいわれるバッハはオルガンの名手で、厳格な「フーガの技法」を完成させ、200曲以上のカンタータとオラトリオを作曲し、生涯に鍵盤楽曲を中心に1000曲以上の作品を残し「音楽の父」と呼ばれています。バッハ一族は多数の音楽家を輩出していますが、俗にバッハという場合には、ヨハン・セバスティアン・バッハのことを指します。区別のため「大バッハ」と称することもあります。
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無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV1001-1006

ヴァイオリンの特性を踏まえた様々な技巧をちりばめながらも、同時に深い精神性、崇高さをも兼ね備えているヴァイオリン独奏の楽曲として古今の名作の一つに必ず数えられる曲です。


チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052

バッハの14曲あるハープシコード(チェンバロ)協奏曲の中の1曲です。バッハのチェンバロ協奏曲の中で最も完成度が高く有名な作品。「のだめカンタービレ」の中で千秋真一(玉木宏)が弾き振りする曲です。


チェンバロ協奏曲第5番 BWV1056より第2楽章「アリオーソ」

「バッハのアリオーソ」として親しまれているこの第2楽章は、弦のピッツィカートの伴奏を背景に繰り広げられる甘美な楽章ですが、これはカンタータ第156番「わが片足すでに墓穴に入りぬ」のシンフォニアと同じ旋律が用いられています。映画「恋するガリア」の中でも使われました。


管弦楽組曲第2番 BWV1067より”ポロネーズ”

「管弦楽組曲第2番」はフルートがソロ的に活躍するフルート協奏曲のような雰囲気のある曲です。中でも第5曲のポロネーズが特に有名で、華麗に動くフルートが絶品です。


管弦楽組曲第2番 BWV1067より”バディネリ”

「管弦楽組曲第2番」はフルートがソロ的に活躍するフルート協奏曲のような雰囲気のある曲です。中でも特に第7曲の「バディネリ」は弦楽器のスタッカートの伴奏の上に、フルートが軽快に飛び回るような、フルート奏者の腕の見せどころとなる名曲です。


フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030

フラウト・トラヴェルソ(フルート)とオブリガートチェンバロのためのソナタ。J.S.バッハの7曲あるフルート・ソナタの中でもとりわけ傑作とされている作品で、古今のあらゆるフルート曲の中でも最高峰と見られる名曲中の名曲です。


無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013

バッハのフルートのためのソナタの中でも初期に作曲され作品で、1720年代初頭に作曲されたと考えられています。フルートの音域ごとに変化する音色感を最大限に利用し、絶え間のない跳躍と微妙なアーティキュレーションが要求される曲です。


管弦楽組曲第3番 BWV1068より「G線上のアリア」

「G線上のアリア」は「管弦楽組曲第3番」の「アリア」のことで、ヴァイオリンのG線だけで弾けるようにアレンジしたのでこの名称になりました。この曲の魅力はもちろん美しい旋律と、同時にベースの下降する旋律にあるようです。


小フーガ ト短調 BWV578

際立った主題の美しさから、バッハのオルガン曲のなかでももっとも有名な作品です。管弦楽編曲によっても広く知られています。X JAPAN メジャーデビューアルバム「BLUE BLOOD」に収録されている「ROSE OF PAIN」はこの曲がモチーフとなっています。


トッカータとフーガ ニ短調 BWV565

このトッカータとフーガ ニ短調は数多いJ.S.バッハのオルガン曲のなかでも特に人気の高い作品のひとつです。特に冒頭の旋律は大変に印象的で、喜劇などにもパロディ的に用いられることがあります。


平均律クラヴィーア曲集

平均律クラヴィーア曲集は、バッハが作曲した鍵盤楽器のための作品集です。1巻と2巻があり、それぞれ24曲、24の全ての調による前奏曲(プレリュード)とフーガで構成されています。


半音階的幻想曲とフーガ ニ短調  BWV903

バッハの数あるクラヴィーア曲の中でも最高峰の一つです。チェンバロの名手、バッハ自身がレッスンの必修教材として用い、後にベートーヴェンも楽曲研究したことでも知られる名曲です。


ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047 

バロック協奏曲の総決算とも呼ばれる、バッハの代表的な器楽作品です。トランペット、リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンの4つの高音楽器がソロをになう華やかな曲です。バロック・トランペット特有の輝かしい響きを堪能することができます。


ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050

ブランデンブルク協奏曲全6曲のなかでも最も有名です。6曲すべてが違う独奏楽器のための曲になっています。変化に富み華やかな、バッハの数少ない管弦楽曲の傑作になっています。


イタリア協奏曲 BWV971より”第1楽章”

チェンバロ独奏のための3楽章の協奏曲です。「協奏曲」という名前が付いていますが、チェンバロ1台で演奏される独奏曲です。バッハの音楽に対する評価が高まるきっかけにもなりました。


パルティータ第1番 変ロ長調 BWV825

パルティータ第1番は6つのパルティータ(BWV825-830)の第1曲。6つのパルティータの中でも最も典型的な舞踏組曲の形になっている。


シャコンヌ

無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ第2番の中でも特に人気の高い曲です。ヴァイオリンの特性を踏まえた様々な技巧をちりばめながらも、深い精神性と崇高さをも兼ね備えているヴァイオリン独奏の楽曲として古今の名作の一つに必ず数えられる曲です。


無伴奏チェロ組曲 第1番ト長調 BWV1007

J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲は、チェロ独奏用の曲で全6曲あります。その全てが無伴奏作品としてだけでなく、チェロ作品の金字塔としてそびえたっています。中でも無伴奏チェロ組曲第1番は全曲中でも最もよく知られる曲となっています。


メヌエット ト長調BWV Anh.114

「メヌエットト長調」はバッハの「アンナ・マグダレーナのための音楽帳」の中に入っている作品です。秋の青空のように爽やかな響きは、いつまで弾いても飽きることがありません。初めてピアノを弾く方にはもってこいの名曲です。


コラール「主よ、人の望みの喜びよ」 BWV147

この「主よ、人の望みの喜びよ」は世界中でも最も有名な曲の一つですが、題名は英訳名”Jesus, Joy of Man’s Desiring”からとられたものです。さまざまな楽器に編曲されていますが、特にイギリスのピアニスト、マイラ・ヘスのピアノ編曲版が有名です。


シチリアーノ

この曲の原題はフルートとチェンバロのためのソナタ第2番変ホ長調BWV.1031 より第2楽章 です。しかし、このシチリアーノの作曲者は本当にJ.S.バッハかどうかは不確かのようです。このシチリアーノはゆったりと流れるメロディの美しさから、フルートの名曲として愛されています。


ゴルトベルク変奏曲 BWV988より”アリア

ゴルトベルク変奏曲はチェンバロのための練習曲です。この「ゴルトベルク変奏曲」は20世紀初頭まであまり演奏されませんでしたが、グレン・グールドが1956年にデビュー盤にこの曲を選択して世界的な大ヒットとなり有名になりました。


ヴァイオリン協奏曲第2番 BWV1042

ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV 1042はヨハン・ゼバスティアン・バッハが残した3曲のヴァイオリン協奏曲のうちの1曲です。3曲とも傑作ぞろいですが、特にこの第2番が一番有名でよく演奏されます。


ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV1041

ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV 1042はヨハン・ゼバスティアン・バッハが残した3曲のヴァイオリン協奏曲のうちの1曲です。3曲とも傑作ぞろいですが、この第1番BWV1041は第2番BWV1042に次いでよく演奏されます。


フランス組曲第5番 BWV816より”アルマンド”

フランス組曲BWV812-817は鍵盤楽器のための6つの組曲です。中でもこの第5番の「アルマンド」と「ガボヴォット」は単独でもよく演奏されます。演奏は技術的にも比較的容易で、ピアノ学習者にとってのレパートリーの一つになっています。


カンタータ140番「目覚めよと呼ぶ声あり」BWV140

1731年にバッハによって作曲された全7曲から成るカンタータです。「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」、「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」とも訳されます。このカンタータは喜ばしく明るく華やかな曲で、結婚のときに歌われることもあります。


マタイ受難曲 BWV244

マタイ受難曲は「マタイによる福音書」の26、27章のキリストの受難を題材にした受難曲です。マタイ受難曲は約3時間かかる大作ですが、バッハの最高傑作と言われ、バッハの代表作であるだけでなく西洋音楽史を代表する曲です。


マタイ受難曲BWV244より ”われらは涙を流してひざまずき”

「われらは涙を流してひざまずき」は第78曲の終結合唱で、壮大な「マタイ受難曲」を締めくくる曲です。心が洗われるような不思議な魅力を持っている曲で静かな安らぎが溢れています。


ミサ曲ロ短調 BWV232

J.S.バッハのミサ曲ロ短調 BWV 232は、日本では「ロ短調ミサ」とも称されています。バッハの死の前年の1749年に完成されました。現代では、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲と並んで、バッハの作品のみならず、「クラシック音楽」の最高傑作の一つともみなされています。


ヨハネ受難曲 BWV245

受難曲とは、新約聖書のマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの4つの福音書に基づくイエス・キリストの受難を描いた音楽です。このヨハネ受難曲は「ヨハネによる福音書」の18、19章のキリストの受難を題材にした受難曲です。


クリスマス・オラトリオ BWV248

J.S.バッハのクリスマス・オラトリオは、クリスマスシーズン(12月25日~1月6日)に、教会で演奏するために、バッハが作曲したオラトリオです。第2部1曲目のシンフォニアは全曲中、唯一器楽のみで演奏される有名な曲で、しばしば単独でも演奏されます。


リュート組曲第4番BVW1006aより”プレリュード”

リュートとは主に中世の時代に演奏され、ギターの前身となった楽器ですが、ギターより弦の数が多く、音色はとてもやわらかな楽器です。これらの曲は現代のギターの重要なレパートリーとなっています。


2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043

2つのヴァイオリンと弦楽合奏および通奏低音(チェンバロ)による編成で、「音の織物を編み上げる」ような、2つのヴァイオリン独奏の駆け合いは対位法の極致といわれています。


羊は安らかに草を食み

バッハの世俗カンタータ「楽しき狩こそわが悦び」(通称「狩のカンタータ」)の中の1曲です。NHK-FM放送の長寿番組「あさのバロック」のオープニング曲に使われていました。


オーボエ協奏曲 ト短調 BWV 1056

「チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV1056」としてよく知られている曲です。特に第2楽章は、「バッハのアリオーソ」として親しまれており、映画「恋するガリア」の中でも使われました。


カプリッチョ 変ロ長調 「最愛の兄の旅立ちにあたって」BWV992

バッハの兄であるヨハン・ヤーコプがスウェーデンへ宮廷楽長として旅立つ際に作られた曲です。表題を想いながら聴くと、兄との別れの風景が想い浮かぶようです。


パストラーレ ヘ長調 BWV590

パストラーレ ヘ長調 BWV590はバッハのオルガン曲。バッハの時代において「パストラーレ」とは「キリストの降誕を祝う」という意。クリスマスを連想させる、どこか牧歌的で優しく心が安らぐ作品です。


幻想曲(前奏曲)とフーガ ト短調 BWV542

「前奏曲とフーガ ホ短調」や「パッサカリアとフーガ ハ短調」と並んでバッハのオルガン曲を代表する最大傑作のひとつです。「小フーガ」対して、両者を区別して「大フーガ」と呼ばれています。


前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548

その曲想の重厚で雄大さから「2楽章のオルガン交響曲」とも言われる大曲です。また、フーガ部分は、主音を軸として音程が上下に広がっていくのが楔(くさび)のようだということから、「楔(くさび)」というニックネームがつけられています。


前奏曲とフーガ イ短調 BWV543

前奏曲はワイマール時代に、フーガはケーテン時代に作られたものですが、この2つが1つの作品になっています。バッハの「前奏曲とフーガ」の中でも比較的小規模にまとまっているためか人気がある曲です。


トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564

トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調はバッハのオルガン曲。ワイマール時代の頃の作品といわれます。アダージョなどにヴィヴァルディのイタリア協奏曲様式の影響がうかがえます。


パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582

バッハが1710年頃に作曲したオルガン曲で、バッハのオルガン曲の中でも重厚かつ壮大なオルガン曲の傑作として知られています。ペダルの低音で始まる8小節の主題が20回の変奏が繰り返されます。



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