三大レクイエム

ヴェルディ:レクイエム

「ヴェルレク」の愛称で親しまれている、ヴェルディが作曲したレクイエム。レクイエムとは、カトリック典礼に用いられる「死者のためのミサ曲」(鎮魂曲)です。

原題は「マンゾーニの命日を記念するためのレクイエム」で、イタリアの文豪アレッサンドロ・マンゾーニを追悼する目的で作曲されました。

このヴェルディのレクイエムは「最も華麗なレクイエム」と言われ、モーツァルト、フォーレのレクイエムと並んで「三大レクイエム」と言われています。

特にディエス・イレ「怒りの日」はレクイエム中で最も有名で、ディエス・イレの後もクイド・スム・ミゼルの前、ラクリモサの前、リベラ・メの後でも再現されます。

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フォーレ:レクイエム

ガブリエル・フォーレはフランスの作曲家。レクイエムとは「死者のためのミサ曲」で、日本語では「鎮魂歌」(ちんこんか)とも訳されます。多くの音楽家がレクイエムを作曲していますが、このフォーレのレクイエムニ短調 作品48はレクイエムの傑作として知られ、フォーレの全作品中で最も演奏の機会が多い曲です。モーツァルト、ヴェルディのレクイエムとともに「三大レクイエム」の一つに数えられています。

この曲はマドレーヌ寺院での初演の際、「斬新過ぎる」と寺院の司祭から叱責されたほか、「死の恐ろしさが表現されていない」、「異教徒的」などとの批判が出ていました。これに対してフォーレは「私には、死は苦しみというより、むしろ永遠の至福の喜びに満ちた開放感に他なりません」と手紙書いています。

実際に、このレクイエムは当時のカトリックの死者ミサでは必須であった「怒りの日」を欠くなど、そのままではミサに用いることの出来ない形式をとっています。

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モーツァルト:レクイエム

通称「モツレク」と呼ばれている、レクイエムニ短調K.626はモーツァルト最晩年の名作です。

「レクイエム」(死者のためのミサ曲)とは死者に向かってその魂を鎮めるための歌ではなく、死んだ人が死後、神から受ける罰を軽くしてもらい、永遠の光を与えられるように祈るという曲です。

「レクイエム」という名前の作品を多くの作曲家が作っていますが,このレクイエムはヴェルディ、フォーレのものと並んで三大レクイエムと呼ばれ人気のある名曲です。

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