アヴェ・ヴェルム・コルプスニ長調K.618は、カトリックで用いられる賛美歌です。モーツァルトの他に、ウィリアム・バードやフォーレの作曲によるものが有名です。
この曲はモーツァルトが、妻コンスタンツェの療養を世話した合唱指揮者アントン・シュトルのために作曲したもので、わずか46小節の小品ですが、絶妙な転調による静謐な雰囲気から、モーツァルト晩年の傑作とされています。
この曲について、リストはピアノ用の編曲を残しています。また、チャイコフスキーは、この編曲をオーケストレーションし、組曲第4番「モーツァルティアーナ」の第3曲“祈り”としています。
モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K.618
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